外務省で4日開かれたブリーフィングで、李克強首相が10日から11日にかけて、カンボジアのプノンペンで開かれる瀾滄江-メコン川協力の第2回首脳会合に出席し、同時にカンボジアを公式訪問することについて、孔鉉佑外務次官が説明を行い、「瀾滄江-メコン川協力を強化することには重要な意義があり、中国・カンボジア関係の発展にも大きな影響を及ぼすだろう」としています。
孔次官によりますと、瀾滄江-メコン川協力に関する第2回首脳会議は「平和と持続可能な発展の河」をテーマにし、瀾滄江-メコン川協力の進展を振り返る上で、今後の発展に関する基本的なプランを定め、「瀾滄江-メコン川協力5ヵ年行動計画」と「瀾滄江-メコン川協力第2回首脳会合プノンペン宣言」を発表することになっています。
また、李首相のカンボジアへの公式訪問について、孔次官は「李首相の今回の訪問は、両国国交樹立60周年に当たり、中国とカンボジアの伝統的な友情を深め、全面的な戦略的協力を推進する上で特別な意義がある」とし、訪問期間中に李首相がノロドム・シハモニ国王、フン・セン首相とそれぞれ会談し、両国関係や共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換し、両国の発展戦略をリンクさせることや、インフラ整備、科学技術、農業、観光などの分野における協力の推進について合意できる見込みだと示しました。(ZHL、謙)
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