中国自動車流通協会が3日に発表した報告書『2018中国自動車ブランドディーラー自信指数研究』によりますと、2018中国自動車ブランドディーラー自信指数の総合得点は8.67ポイントとなり、2017年の下半期と比べ、0.34ポイント増加し、全体的に自信に好転トレンドがみられることが分かりました。

　この報告書は、「大多数のディーラーは、中国の今後の自動車市場の動向に強い自信を持っている。主流の合弁ブランドについて自信を大幅に向上させている。他には、金融保険マネージャーとマーケティングマネージャーの自信レベルが比較的高くなっている」としています。

　また、地域別にみますと、中国自動車ブランドディーラーの自信レベルが全国の平均値8.67を上回る省や自治区、直轄市は16あり、そのうち、比較的平均値の高い安徽、寧夏、上海、貴州、内蒙古などの省では9ポイント以上となっていますが、海南、陝西など一部の省では自信レベルが低く、自信指数も8ポイントに満たないということです。

　このほか、自動車の生産国やブランドのクラスに関わらず、2018年の中国自動車販売者の経営自信指数には一定レベルの向上が見られました。そのうち、韓国製自動車販売者の自信指数は2017年の7.42点から8.38点までにアップしたとのことです。（藍、む）