20180103news2
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インドの羅照輝中国大使は2日、現地に駐在している中国のメディアに対し、「今年、中国とインドの関係は新しい時代の新しい動きやビジョンを見せる」と話しました。
羅大使は、習近平主席による新年の挨拶にも関連して、「両国は歴史のある国であり、新興国でもあるため、発展と新興という歴史的な使命を担っている。この1年間は両国関係に問題も生じたが、結局は安定を保った。習主席は、去年9月にアモイで行われたBRICS首脳会合の期間中、インドのモディ首相と会見し、両国の関係発展に新たな1ページを開くことで合意して、両国関係のあり方を明確にしている。両首脳のコンセンサスを実行に移すため、楊潔チ国務委員がインドで国境問題特別代表の会合に出席し、また王毅外相が外相会合に出席した。両国のハイレベル交流や、各分野での交渉メカニズムが刺激されている」と説明しました。
また羅大使は、「両国関係は今年、それぞれの指導者の導きにより、全般的・長期的・戦略的なトップデザインを作り、共に発展する上で新興大国の付き合い方を探る」と見ています。両国の指導者は、「相手を挑戦でなくチャンスとし、競争相手でなくパートナーとみなすべきだ」と指摘しましたが、羅大使は「双方はこうした判断から広範囲なコンセンサスを形成し、具体的な策に変えて、両国の交流に向けてのエネルギーとしていく必要がある」と強調しました。(殷、森)
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