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国連総会は21日、緊急の特別会合を開き、エルサレムの地位に関する決議を圧倒的多数で採択しました。決議は、「エルサレムの地位を変更するいかなる決定や行動も、法的に無効である」としています。また、エルサレムの最終的な地位は、パレスチナとイスラエルの直接交渉を通じて解決されるべきだと強調しました。
国連総会はこの日の特別会合で、エルサレムの地位に関する決議案についての投票を行い、賛成128票、反対9票、棄権35票で決議を採択しました。決議は、交渉を通じてエルサレムの最終的な地位を決めるよう、イスラエルとパレスチナに求めました。アメリカを除いた安保理常任理事国4カ国を含む128カ国が賛成し、アメリカやイスラエルなど9カ国が反対票を投じました。
決議は、「エルサレムの最終的地位については、パレスチナとイスラエルによる、国連の各関連決議に基づいた、直接交渉を通じた解決以外に道はない。エルサレムの性質、地位または人口の構成を変更するいかなる決定と行動にも法的効力はなく、無効である。安保理の関連決議に基づいて撤回されるべきだ」と改めて強調しました。また、安保理の第478号決議の規定に基づき、エルサレムに外交使節団を設けないよう、全ての国に促しています。(玉華、謙)
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