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外務省、スペインの台湾籍容疑者の送還を歓迎

2017-12-18 19:05:29     cri    
 スペインの裁判所が、振り込め詐欺容疑で拘束した台湾籍を含む100人余りの中国本土への引き渡しを決めたことを受け、外務省の華春瑩報道官は18日、北京で行われた定例記者会見で、スペイン側のこの決定を歓迎すると述べました。

 報道によりますと、スペインの警察当局は昨年12月、中国本土と連携して振り込め詐欺事件を摘発し、中国本土と台湾籍の容疑者269人を逮捕しました。スペインの裁判所の判決により、容疑者のうち121人が中国本土に引き渡されるということです。

 これについて、華報道官は「中国とスペインが犯罪人引き渡し条約に基づいて行った協力の重要な成果である。スペインが『一つの中国』という原則を順守し、台湾籍の容疑者を中国に引き渡すことを高く評価する。中国とスペインの警察当局は、中国を狙った振り込め詐欺の共同取締りにおいて密接な連携をしており、今後も国民の合法的な利益を守るために共に努力していきたい」と述べました。(鵬、星)

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