20171217news7
|
南米ペルーの国会で15日夜、最大党がこの日に提出したクチンスキー大統領の弾劾をめぐる投票が行われ、賛成93票、反対17票で弾劾案が可決されました。
国会では21日に、この弾劾案について弁論や最終投票が行われる予定です。
最大党である人民勢力党のサラベリ報道官は、「クチンスキー大統領は就任後、ブラジルの建設会社へのコンサルティングに直接かかわり、職権を利用して公共事業の受注に便宜を図った。国民の信頼を失う行為をしており、辞任もしくは弾劾されるほかはない」と示しました。
ペルーの国会は130議席のうち、人民勢力党が71議席あるのに対して、政権党は17議席のみとなっています。国会で弾劾が成立した場合、第1副大統領のビスカラ氏が次期大統領に就任することになります。(殷、森)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |