中国国家自然科学基金委員会(NFSC)は「これまでの10年間に、科学基金への助成申請件数は毎年10.43%の増加率を維持している」と発表しました。
中国国家自然科学基金管理会議で明らかにされました。
それによりますと、科学基金一般助成プロジェクトの責任者は2010年に40歳と50歳の研究者が最も多く、現在は30歳から45歳までの研究者は主体でした。しかしここ数年、海外にいる若年層研究者の帰国者数が急増しました。このため海外留学者数と帰国者数がバランスが取れるようになりました。また、中国人研究者が発表した国際科学技術論文の被引用数は2008年の世界第10位から2017年の世界第2位に上昇し、材料、化学、エンジニアリングの3分野で論文発表数はいずれも世界第1位となり、影響力は米国同様となったということです。
(ジョウ)
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