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李苦禅書画芸術展が北京で開催

2017-12-15 11:18:22     cri    


大写意花鳥画の技法を現場で披露する李燕氏

 中国国際放送局(CRI)、中央文史研究館、中国美術家協会、中国国家画院などが主催した李苦禅書画芸術展が、このほど北京にある中国園林博物館で開催されています。李苦禅の代表作60点余りのほか、その異なる時期の資料や写真、スケッチ、直筆原稿、および李苦禅が使っていた筆、墨なども展示され、その一部が初公開だということです。芸術展は今月26日までです。

 中国と海外の芸術、文化交流を促し、中国書画の魅力を伝えようと、芸術展の主催側は今月9日、世界各国の書画愛好家に向けたイベントを行いました。李苦禅の息子、李燕氏は教え子とともに花鳥写意画の異なる技法を見せ、展示されている作品について説明しました。スペイン、ブルガリア、スーダン、マレーシアなど8カ国の書画愛好家がその場で中国画を自ら書き、中国の伝統文化の魅力を味わいました。

 李苦禅(1899年―1983年)は美術教育家、中国近代花鳥写意画の巨匠とされています。近代中国で最も著名な画家の一人として、書・画・詩が一体となる画風を完成させました。鳥、魚、荷花、芭蕉、蘭と竹、松を好んで描き、特に鷹の描写に優れています。

 李燕(74歳)は李苦禅の息子として、早くから父の指導を受け、中国の伝統絵画を受け継ぐ現代中国画壇を代表する画家の一人です。現在、中央文史研究館館員、清華大学美術学院教授、中国美術家協会会員を務めています。(李陽、kokusei)

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