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新華社、「『南京の記憶』が世界の記憶に」との論説を発表

2017-12-13 13:03:44     cri    

 中国国営の新華社通信は12日、「『南京の記憶』が世界の記憶に」と題する論説を発表しました。

 この論説は「歴史的資料が続々と発見され整理されて、『南京の記憶』が充実化してきた。2015年に、『南京大虐殺資料』がユネスコ=国連教育科学文化組織の世界記憶遺産に登録された。また、ヨーロッパの戦争博物館で、南京大虐殺の展示会が行われた。そして先ごろ、カナダのオンタリオ州議会で、『南京大虐殺記念日』を定める案が可決された。日本の民間団体もシンポジウムを開催し、虐殺の経験者が日本軍による中国侵略の真相を語っている。今年で4年目となる犠牲者の国家追悼日を控えて、世界各地で記念活動が行われ、海外の中国人も公式の追悼活動を行う」と述べられています。

 論説はさらに、「この大きな災難を振り返るのは、悲劇を繰り返さないためだ。歴史は変えられないが、未来は築くことができる。記憶を残してこそ、認め合い、未来に向かっていける。『南京の記憶』が世界の記憶になってこそ、世界の反ファシズム闘争の歴史が整い、人類の平和への道のりへ多くの力が結束していく」と述べています。(Mou)

 

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