元中国駐在日本大使である丹羽宇一郎氏が、中国の記者に対して「日本は戦争に近づきつつある。極めて危険だ」との懸念を示しました。
丹羽氏は8月に出版した「戦争の大問題」で、戦争の歴史を忘れつつあること、また朝鮮核問題への対応や憲法改正問題など、危険な動きをする日本への懸念を示し、国全体で愚かさや恐ろしさを考え直すべきだと示しています。また、日本の対応について、「軍拡競争をしてはならず、朝鮮と張り合うべきでない。疎遠になっている中国との関係回復に力を入れるべきだ」との見方を示しました。(朱 森)
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