20171207news4
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米国のトランプ大統領は6日、エルサレムをイスラエルの首都と認め、テルアビブにある米大使館をエルサレムへ移転するよう指示しました。これについて、国際社会は、トランプ大統領のこのようなやり方は中東情勢に不安定要素をもたらすだろうと懸念しています。
トランプ大統領は同日「米国はパレスチナ・イスラエル和平交渉のプロセスを引き続き推進し、双方が認めた解決策を支持する。ペンス米副大統領は近日中、中東地区を訪れ、この地区の同盟国に米国が過激派組織を撲滅する考えを表明する」と明らかにしました。
トランプ大統領は5日、パレスチナ、ヨルダン、サウジアラビア、エジプトなどの国々の指導者とそれぞれ電話会談を行い、エルサレムをイスラエルの首都として認めることを伝えました。しかし、各国は「大変危険な状態に陥る。パレスチナ・イスラエルの平和プロセスを崩し、中東情勢に不安定要素をもたらすだろう」と相次いで警告しました。一方、国際社会も反対の意を示しました。(殷、kokusei)
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