会員登録

「美在新時代――中国美術館所蔵逸品特別展」が開催

2017-11-23 17:24:14     cri    

趙之謙の書道作品

 中国共産党第19回全国代表大会の成功を祝して、「美在新時代(新しい時代の美しさ)――中国美術館所蔵逸品特別展」が、11月17日から北京の中国美術館で開催されています。

 展示品は、中国美術館が所蔵品から選び抜いた200点余りの作品です。清代末期の書画家・篆刻家の趙之謙、何紹基、金石と書画を融合した呉昌碩、詩・書・画・篆刻の大家である斉白石、馬の絵で有名な徐悲鴻、中国画と西洋画を融合させた林風眠など、近代や現代の巨匠たちによる書道や水墨画、水彩画、油絵などが展示されています。

 今回、大勢の人が鑑賞に訪れました。勤め先の昼休みを利用して見学に来た許さん(20代、女性)は、「書道とか絵画とか、芸術にとても興味があって、いつも中国や西洋の書画に関心を持っている。今回、有名な人たちの作品をたくさん楽しめた。特に徐悲鴻の馬とか、陳師曾の作品など、普段あまり見られないものも見られて、とても満足だった」と話してくれました。

 中国の伝統的文化の愛好家である史さん(60代、女性)は、「展示作品の中で、斉白石の描いたエビ、カエル、オタマジャクシなどがとても生き生きとして、特に印象に残った。呉冠中の絵も中国画と西洋画が一体となっていて、デザインも色あいもとてもよくて、最高だった」と話しました。

 また、1カ月前にイギリスから帰国した孫さん(70代、男性)は、「芸術には大変興味があるので、海外でもよく展覧会に見に行った。今回はたくさんの中国の巨匠の作品が見られてとても幸運だ。見学者がこんなに多かったのはかなり意外で、伝統文化への関心が高まっているようでとても嬉しく思う」と話してくれました。

 展示会は11月23日まで開催されます。(取材:李陽)

1  2  3  4  5  6  7  8  
関連ニュース
写真トピックス
コメント