王毅外相は22日、北京で韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談しました。
王外相は、「中韓両国は離れられない隣国であり、両国関係の発展は歴史や時代の流れに沿ったもので、両国民の共通の願いでもある。双方は互いに信頼し尊重し合い、両国関係が正しい方向へ進むようにすべきだ。双方はこのほど、THAADの問題で合意に達し、また習近平主席と李克強首相がそれぞれ文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し、両国関係の改善や発展に明確な方向を示した。中国は、韓国がTHAADの追加配備をせず、米国のミサイル防衛体制に加わらず、韓米日3か国軍事同盟への発展をしないという意思表明や、中国の安全や利益を損なわない立場を重視する」と述べています。
一方で、康外相は「双方はじっくり話し合った末、10月31日に、両国関係の発展を妨げる問題への取り組みについて共同コミュニケを発表した。韓国はこれを大切にし、コミュニケや両首脳の合意内容に基づいてハイレベルな往来や人的・文化交流を強め、両国関係の全面的な正常化を進め、様々な分野で協力の成果を収めたい」と表しました。(殷、森)
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