チャン族の民族文化を披露する大型パフォーマンスの現場
旧暦10月1日にあたる11月18日はチャン暦の新年にあたる日です。この日、四川省アバチャン族チベット族自治州茂県古チャン城では、チャン族の人々と四方八方から駆けつけた約1万人の来客が、響き渡るチャン笛の調べの中、軽やかな羊皮の太鼓踊りの中で共にチャン暦の新年を祝いました。
チャン族にとって、この日は豊作を祝い、幸せを祈りあい、平穏無事を祈る一年の中でも最も盛大に祝う祭りの日です。この日、チャン族居住地の各村落の人々は盛装をまとい、民族舞踊の「薩朗舞(シャーラン)」を踊り、民謡を歌い、伝統的な自家醸造の酒を飲むなどして新年の訪れを祝います。今年のチャン暦の新年は、地元である茂県のほか、北川、汶川、理県からも代表チームが派遣され、1988年以来、約30年ぶりの大規模な催しとなりました。
茂県古チャン城の祭りの現場では、1000人あまりの演者によるチャン族の特色に富んだ大型パフォーマンスが展開され、歌、笛、口弦(口琴の一種)、チャン族の多西部音楽、民族舞踊など豊富多彩なチャン族の特色あふれるパフォーマンスが披露されました。歌や踊りに長けるチャン族の若者たちの力強いパフォーマンスは、四方八方からの来客の目を楽しませると共に、チャン暦の新年の喜びを茂県の街中に伝えています。(Yan、む)
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