診療時に医師の目の前で傷口を見せる際、患者は恥ずかしさやコンプレックスを感じ、本当のことを語ることができなくなってしまう。そうなると、医師は患者から直接重要な情報を聞き出すことができなくなり、効果的な治療を施せなくなる。
白さんは自身が京劇好きということもあり、「京劇のメイクをし、衣装を着て診察するのはどうだろう?そうすれば、患者はリラックスできて、自分に心を開いてくれるようになるのではないだろうか」というアイデアが浮かんだのだという。
白さんは、「京劇メイクで診療した際、患者が以前よりもかなりリラックスしていたように感じた。私に対して好感を持ってもらえたことで、医者と患者との距離が一気に縮まった。患者はリラックスして、心を開き、医師にたくさん話せるようになり、医師は様々な治療法を患者に伝えることができるようになった」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年11月15日
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