陜西省西咸新区で、ハードコアテクノロジーによる都市造りに向けてサイエンスシティー(科学城)発展サミットが行われています。この中で、西咸新区澧西ニューシティ管理委員会の劉宇斌主任が、都市計画について発表しました。ハードコアテクノロジーを基幹として大学や地元の工業などを統合し、中国初のサイエンスシティー建設を目指すとのことです。
サイエンスシティーは、専門的分野の研究や高等教育機関を設けた衛星都市となるものでもあります。居住人口を抑えて都市部の一極集中を軽減するほか、総合的な都市機能を有し、都心部からそれほど遠く離れていないこと、そしてエコな環境であることも特徴となります。
この澧西ニューシティは、「ハードコアテクノロジー地区」(硬科学小鎮)を初め、「中国西部テクノロジー新港」(中国西部科技創新港)、「西部クラウド地区」(西部雲谷小鎮)、「ソフトデジタル地区」(柔性電子小鎮)などのエリアを設けます。テクノロジーの起業者を誘致するほか、それぞれのテーマ実行に向けて、財政や税務に関する優遇策も打ち出します。技術革新を通じて、経済のモデルチェンジやステップアップの担い手となることが期待されます。
(張、森)
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