鄭次官は、トランプ大統領が、習近平国家主席の要請を受け、8日から10日にかけて中国を公式訪問すると発表しました。中国共産党第19回党大会が閉幕してから初めての外国元首の公式訪問となります。国際情勢がめまぐるしく変化している中、両国の首脳が北京で再会することにより、新たな時代で両国関係が健全に安定して発展していき、アジア太平洋地域など世界の平和や安定、繁栄につながっていくとみられています。

　鄭次官はまた、中米両国間の貿易や、朝鮮半島の核問題などについて記者の質問に答えました。「中国とアメリカは、世界の平和と安定、グローバルな成長や繁栄を進める上で、幅広い共通の利益を有しており、大きな責任を担っている。アメリカとともに、両首脳の重要な共通認識に基づき、お互い尊重し合い、互恵共栄を図り、協力を進めて、対立を抑えていく」と述べました。両国民や世界各国の国民のために、トランプ大統領の訪中と北京での首脳会談を無事成功させたいとの期待を寄せています。（Lin、森）