中国共産党の党外交を推進する機構である中国共産党中央対外連絡部が11月1日、北京で、中国に駐在している外交官や、団体、企業の代表を対象に、第19回党大会の内容に関する説明会を開きました。90人あまりの大使や臨時代行を含めて、外交官260人あまりが出席しています。

　説明会で、中央対外連絡部の郭業洲次長が、新思想、新成果、新時代などといった言葉から、第19回党大会のあらましについて説明しました。さらに、「中国共産党は国民に幸福をもたらす政党であると同時に、人類の進歩のために奮闘する政党でもある。中国は、お互いを尊重し、公平で正義、共存共栄という新たな国際関係の形成を目指している。話し合い、共有していくというグローバルガバナンスをもって、世界各国の国民とともに運命共同体を構築し、人類の輝かしい未来を作り上げていきたい」と語りました。

　なお、中央対外連絡部はここ数年、共産党が大きな会議を開いたり、政策や措置を実施したりする際に、共産党の最新の理念や内容について説明会を行っています。（非、森）