科学技術省、国家発展改革委員会と財政省はこのほど『第十三次五カ年計画国家科学技術イノベーション基地と条件保障能力建設専門プロジェクトプラン』を公布、2020年までに、合理的配置・明確な位置付け・科学的管理・高効率運営・多元的投入・動態的調整・開放共有・協働発展を旨とする国家科学技術イノベーション基地と科学技術基礎条件保障能力システムを確立していくという目標を発表しました。

　プランによりますと、政府は、国家の意志を体現し、国家の使命を実現し、国家水準を代表するいくつかの国家ラボ、すなわち、先端科学や基礎科学、エンジニアリングなどの分野で、領域の発展の推進と合理的調整の原則の下に、国家重点ラボラトリーを、また、国家の重要な戦略任務や、重点プロジェクトの建設ニーズに応える為、合理的統合の原則の下に国家プロジェクト研究センターを、さらに、国家の長期的発展に資する重要な産業技術分野のニーズに応える為、総合的な国家テクノロジーイノベーションセンターを、そして、経済社会の発展や産業のモデルチェンジやアップグレードの必要とするコモン・コア・テクノロジーへのニーズに応える為、専門性を有する国家テクノロジーイノベーションセンターをそれぞれ開設するとしています。（藍、む）