20171013news6
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米国務省は12日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)を脱退する声明を発表しました。関連条項に基づき、2018年12月31日に正式に脱退するということです。
同日、米国務省は声明で、ユネスコ脱退の理由について、増え続ける費用、抜本的な改革を必要とする組織、「続くイスラエルへの偏見」などであるとしています。
これについて、ユネスコのアンソニー・レーク事務局長はこの日、遺憾の意を示し、「世界各地で衝突が続き、社会が分裂している。そんな中で、米がこの教育拡大、平和促進、文化保護を担当する国連機関を脱退することを、非常に遺憾に思う」と述べました。
なお、米のユネスコ脱退は、今回が初めてではなく、1984年にレーガン政権も腐敗や管理の混乱などを理由に脱退しており、2003年に復帰しました。(朱、謙)
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