中国は現在、様々な業界や場所で、1980年代に生まれた若い世代が活躍しており、その中にはかなりの共産党員が含まれています。入党して日は浅いものの、改革が進む今の流れに乗って、人生の目標を見出し、チャイナドリームを目指して奮闘しています。
フィナンシャル系会社の「91金融」の許沢イ社長はその一人です。2011年に起業して、6年間で100億元規模の会社に成長しました。利用者は300万人を超え、中小零細企業2万社以上を相手に取引しています。許社長は、「このような急成長が果たせたのは、技術革新の拠点を設けるという北京市の取り組みがあったからこそ。この5年間、国が一連の創業支援策を打ち出してくれたおかげだ」と述べました。
チベット族の共産党員であるニマジャンチォン氏は以前、チベット自治区チャガ県雪東村の移転業務に従事していました。山あいで土地はやせており、地すべりが頻発する貧困の村でしたが、5年前に共産党や国の援助を受けて、平野部に移転しました。交通が便利になり、遊牧民の仕事や暮らしが改善されました。また、工場も設立されて、村民所得は移転前の10倍以上となっています。ニマジャンチォン氏は「雪の積もる小さな山村が5年間でこれだけ変貌したのは、祖国が安定して経済成長しているおかげだと思う」と、感無量に語ってくれました。(朱)
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