イラン外務省は6日夜、声明を発表し、イランが自国の弾道ミサイル開発について関係国と交渉を行う用意があるとの報道を否定しました。

　イラン外務省報道官はこの声明で、「イランが外交の場で何度も表明し、ザリフ外相も米ニューヨークでインタビューを受けた際、明らかにしたように、イランの弾道ミサイル開発は交渉のできないものであり、国連安保理の2231号決議にも違反していない」と述べました。さらに、「イランは防衛型の弾道ミサイルを開発する権利を持っており、今後も計画通りに開発を進めていく」と表明しました。

　英ロイター通信はこの日、消息筋の話として、イランが弾道ミサイル開発問題について交渉を行う用意があることを核協議の各側に通報したと報道しました。（鵬、kokusei）