フランスのパリ第7大学にある孔子学院で、創立10周年記念式典が行われました。国家漢語弁公室の支援を受け、武漢大学とパリ第7大学がパリで最初に設けた孔子学院です。中国大使館の楊進公使が出席し、両国の文化交流や言語教育について収めた成果を評価しました。

　楊公使は、「フランスはヨーロッパでも早期に中国語教育を始めた国であり、中国は世界的にもフランス語の専攻者が急増している国である。特にここ数年、両国はパートナー関係を深めている。フランスでは中国語教育が拡大しており、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語に次ぐ5番目の外国語となっている」と述べました。

　さらに楊公使は、「武漢大学とパリ第7大学は両国でも名門校に数えられる。中国語教育のほか、両国間の学術交流にも目を向けており、パリで、各界や市民における語学の学習意欲と中国文化への理解という需要に応えている」と評価しました。（Mou）