27日夜8時、第1回「草原との約束」国際遊牧音楽フェスティバルが内蒙古自治区のフフホトで盛大に幕を開けました。この音楽フェスティバルは、中国国際放送局（CRI）が企画し、中国―モンゴル国博覧会実行委員会、内蒙古民族芸術劇院、中国国際放送局の共同主催により実施されるもので、「民族音楽の国際化」を趣旨とし、「新しい遊牧文化」を全面に打ち出した総合音楽観光イベントです。

　今年のフェスティバルは中蒙博覧会国際文化交流活動ウィークの目玉であり、中蒙経済コリドー上の『シルクロードの声』として、博覧会と文化交流を際立たせる存在になっており、民族的特色が際立ち、高度に専門化された、国際的遊牧音楽祭を目指して制作されました。今回の音楽フェスには中蒙露米四か国からミュージシャンとバンドが多数出演しており、ライブ会場では、ユニットで参加した「風を追う駿馬」と「HAYAバンド」などが、来場者に遊牧民族の特色豊かなありのままのエスニック音楽を披露していました。

　フェスティバルの新吉楽図監督はインタビューに答え、「今回の音楽祭をきっかけに、民族音楽の国際化の道を探り、中国の民族音楽の海外進出のため、交流と相互観賞のプラットフォームを作っていきたい」と述べました。（取材・写真：趙雲莎）