人力資源社会保障省は26日、『失業保険給付額の調整に関する意見』を発表し、段階を追って、給付額を最低賃金の90％に引き上げる考えを示しました。

　今回発表された「意見」は、人力資源社会保障省と財務省が共同で発表したもので、「失業者の失業期間における基本的な生活を保障することは、失業保険制度の基本的な役割である。失業保険基金の安定した運営を確保することを前提に、失業保険の給付額を適当に引き上げ、失業保障の水準を徐々にアップし、失業者の基本的な生活を確実に保障することは、社会の公平を促し、社会の調和と安定を維持することに重要な意義を持つ」と指摘しています。（殷、む）