日本の安倍晋三首相は25日、東京で記者会見を開き、28日に召集される臨時国会の冒頭で衆議院を解散し、来月22日に総選挙を実施する計画を明らかにしました。
安倍首相は記者会見で「この解散は国難突破解散であります。この国難とも呼ぶべき問題を、私は全身全霊を傾け、国民のみなさまとともに突破していく決意であります」と強調しましたが、野党側はこれに強く反発し、「これは憲法に対する挑発行為であると同時に、森友学園への国有地売却などの不祥事に対する責任回避のためのものだ」と指摘しました。また、当日夜、一部の市民が首相官邸前で抗議活動を行いました。
なお、日本の共同通信社が23日と24日の両日に行った全国電話調査の結果によりますと、64.3%の調査対象が衆議院解散に対して反対の意を表しています。また、首相官邸で抗議活動を行っていた市民は「安倍首相は政治手腕をもてあそび国民を愚弄している。安倍政権は打倒されるべきだ」と強く呼びかけると同時に、10月1日午後にも、新宿で大規模なデモ活動を行う計画であることを明らかにしました。(非、む)
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