中国のシェア自転車サービス企業ofoは22日、モスクワで開かれた記者会見で、ロシア市場へ進出し、ロシア国民にステーションフリー型のシェア自転車サービスを提供することを発表しました。
より快適なサービスを提供するため、ofoはロシアのシェア自転車企業Velobikeと連携し、2018年の春からモスクワで試験運行を開始する予定です。
モスクワ市交通局の関係者は記者会見で、「シェア自転車の人気は年を追って上昇しているが、台数と利用可能な範囲が限られていることから、巨大な発展の潜在力を有している。ofoのステーションフリー方式は世界の一部の国で既に成功し、ロシア交通省はこの革新的な実践に非常に興味を持っている」と述べました。
ofo創始者の1人である楊品傑氏は、「運営の最大の困難は、モスクワの長い冬にある。冬の自転車の管理法および料金の支払方法についてロシア側と更なる話し合いをする予定だ」と説明しました。
ofoはこの日の記者会見で、チェコ、イタリアおよびオランダへの市場進出も発表し、年内に20の国と地域の200都市でofoの運営を展開する予定だという事です。(怡康、Kokusei)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |