王外相は、「国際社会が対話や協力をして、多国間協力のプラットフォームを通じて、環境保護を含む持続可能な発展に対応していくことを支持する。中国は世界の環境対策のプロセスに積極的に加わり、『パリ協定』を堅持し支持し、公平かつ合理的で、ウィンウィンとなる環境対策を進める多国間体制の形成を進めたい」と述べました。

　また王外相は、「『世界環境条約』の制定など、国際的な環境対策を進めるにあたり、各方面の利益を十分に配慮し、4つの堅持をするべきだ」と述べました。1つ目は、持続可能な発展という枠組みでの環境問題の話し合いを堅持し、環境保護と経済、社会の発展をともに実現させること。2つ目は、共同であるが区別した責任という原則を堅持し、発展途上国に対して、環境対策レベルや持続可能な発展能力を安定的に向上させるように支援すること。3つ目は、環境資源は国家主権であるという原則を堅持すること。4つ目は、発展途上国の十分な参加を堅持することだと指摘しました。（RYU、森）