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世界最高齢のパンダ「バス(巴斯)」の追悼会、福州で開催

2017-09-17 14:28:41     cri    

 世界で飼育されているパンダの中で最高齢のジャイアントパンダ「バス(巴斯)」が、13日、福建省福州市で死亡しました。37歳でした。バス(巴斯)の追悼会が16日、福州市にある海峡パンダ研究交流センターで行われ、国内外からの関係者千人余りが参加しました。

 バス(巴斯)はメスで、1980年に四川省宝興県巴斯溝で生まれました。1984年、食べ物を探すため、誤って巴斯溝氷河に落ちてしまいました。農家に救われ、「バス(巴斯)」と名づけられました。同年5月6日、福州市に送られ、ここで33年間暮らしました。

 バス(巴斯)は、1990年北京で開かれたアジア大会のマスコット「パンパン」のモデルとなり、かなりの人気を集めました。

パンダの一般的な寿命は20歳前後と言われ、バス(巴斯)は人間の年齢にしますと、100歳以上にあたるということで、今年1月、世界最高齢のパンダとして、ギネス記録に認定されていました。

今年6月に入って、バス(巴斯)は体調を崩し、結局老衰などの原因で9月13日午前8時50分になくなりました。

海峡パンダ研究交流センターの陳玉村主任によりますと、今後、バス(巴斯)を剥製標本にして一般公開し、また、「バスクラブ」の設立も考えているということです。

追悼会では、日本から駆けつけてきた千秋吉富さんは発言し、「バスのファンとして、バスと会うため、5回も福州市の海峡パンダ世界を訪れた。今年1月、バスの37歳のバースデーパーティーにも参加した。バスがあの世でよく食べよく飲み、楽しく過ごすことを心よりお祈りします」と述べました。(藍、kokusei)

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