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韓国大統領、核保有求める意見に反対表明

2017-09-15 11:13:26     cri    

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、韓国における戦術核兵器の配備と核兵器の自主開発に反対する考えを示しました。

 この日、文大統領は米ケーブルテレビのインタビューを受け、「韓国は核兵器を開発、あるいは再び戦術核兵器を配備する必要があるとする意見があるが、私はこれに賛成しない」と強調しました。また、「韓国が核兵器を保有することは朝鮮半島の平和維持に不利益に働き、北東アジア地域の軍拡競争を引き起こす恐れがある」との見方を示しました。

 その一方で、文大統領は「朝鮮の核開発に対応するために軍事力の強化が必要だ」とも示し、「朝鮮側の核ミサイル開発は、朝鮮と韓国との関係にマイナスの影響を与える。国際社会と韓国は『核保有の朝鮮』を受け入れることができない」と示しました。

 朝鮮が6回目の核実験を実施して以降、韓国の一部の野党は米戦術核兵器を国内に配備すべきと主張しています。

 また、韓国の民間調査機関が14日に行ったアンケートによりますと、韓国の核兵器の自主開発または戦術核兵器の導入について、賛成と答えた回答者は53.5%、反対は35.1%であったということです。(朱、謙)

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