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『スマホ一つで大改革――中国人のスマートライフ』・シェアサイクル

2017-09-06 14:00:59     cri    
 中国はかつて、自転車王国と言われていました。しかし今は、自動車の急増に伴って、渋滞が大問題になっており、政府も民間も交通手段の改善に取り組み続けています。こうした中、シェアサイクルの出現で新たな道が開けました。

 自転車の車体に描かれたQRコードをスマホのアプリでスキャンするか、ナンバーを入力して、ロックを解除します。乗り終わったら再びロックして、モバイル決済で料金を払います。30分間の利用で0.5元から1元です。

 多くの会社員が、家から電車の駅やバス停まで、また駅から会社まで、シェアサイクルを利用しています。中国のシェアサイクル運営会社の一つであるモバイク(摩拝単車、Mobike)の創業メンバーでCTO(最高技術責任者)の夏一平氏は、「都市部の交通手段における新たな選択要素が加わった。当初、1キロから3キロ以内、あるいは5キロくらいが適当だと思っていったが、実際の利用距離もやはりそのとおりだった」と説明しました。

 モバイクは4月に、シェアサイクルと都市の発展に関するレポートを発表しました。「シェアサイクル導入以前は、外出時の自動車の利用率が29.8%で、自転車はわずか5.5%だったが、今は自動車が26.6%に減り、自転車ほぼ倍増の11.6%となった。シェアサイクルは今や自動車、バス、電車に次いで4番目の存在となっている」としました。(殷、森)

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