外務省の華春塋報道官は1日、定例の記者会見で、「BRICS（ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ）の今回の議長国として、加盟各国と共に努力し、より大きく、強く、力をつけたBRICSとする。各国とのパートナー関係を深めて、次なる10年間を切り開いていく」と述べました。

　さらに、「BRICS首脳会議が日曜日にアモイで開催される。参加各国の首脳の多くが期待を寄せている旨を表明している」と述べました。「国際情勢が複雑化している中、BRICSは新興市場と発展途上国の代表として、グローバルな課題への対応で、積極的かつ建設的な役割を果たす責任や能力がある。中国は議長国として、各国と共に努力し、BRICSをより大きく、強く、力をつけさせて、発展の力を生みだしていく。より大きな声を出し、確固とした社会的基盤を整え、幅広いパートナー関係を築き、力強い体制を設け、加盟各国との関係を深め、次なる輝かしい10年間のために基礎を固めていきたい。各方面が共に努力してアモイの会合は成功を収め、各国間の協力が新たなレベルに引き上げられるだろう」と表明しました。（Mou）