王毅外相は1日、イギリスのジョンソン外相と電話会談を行いました。双方は、現在の朝鮮半島情勢について意見を交わしました。

　その中で王外相は、「米韓の合同軍事演習はすでに終わった。朝鮮半島情勢も一時的に安定期に入ってはいるが、和平交渉への努力を止めるわけではない。関係側は謹んで行動し、情勢の緊迫化をエスカレートさせる発言と行動を控えるべきだ。中国は政治的な対話で朝鮮核問題を平和的に解決することに、引き続き努力を払っていく。そのほかの関係国も、それぞれ責任を持って積極的な役割を果たしてほしい」と述べました。

　これを受け、イギリスのジョンソン外相は「朝鮮核問題の平和的な解決に賛同する。適切な方法でこの問題を解決するため、引き続き中国と密な連絡を取っていきたい」と語りました。（任春生、謙）