米のマティス国防長官は8月31日、アフガニスタンに駐留する米軍増派の令状にサインしたことを明らかにしました。しかし、増派する詳しい人数については明らかにしませんでした。

　同日、マティス国防長官は国防総省で記者に対して、「アフガニスタンに増派する米軍には、軍事顧問と支援スタッフが含まれており、アフガニスタン政府軍の作戦力強化を目指している」と述べました。しかし、増派人数への質問には応じず、国会に報告を提出するまでは、これ以上の詳細を公開しないと強調しました。

　なお、前日の30日、米国防総省は「現在、アフガニスタン駐在米軍の数はおよそ1万1000人である」と明らかにしましたが、軍当局が公表していた8400人をはるかに超えていることについては、短期派遣の軍人も含まれているためだと説明しています。また、8月21日、トランプ大統領はアフガニスタンに対する新しい戦略を公表し、「アフガニスタンから軍隊を撤回するどころか、増派する」と示しましたが、増派の人数は明らかにしませんでした。（朱、星）