「太極文化を発揚し、民間友好を促進しよう」をテーマとする2017年中日太極拳愛好者交流会が22日、北京市地壇スポーツセンターで行われました。交流会では、中国と日本の太極拳愛好者が拳術や剣術を披露、観客らの拍手喝采を浴びました。
この交流会は北京市人民対外友好協会が主催したもので、中日国交正常化45周年を記念し、両国の太極拳愛好者の交流のために開催されたもので、北京市人民対外友好協会、北京市太極拳協会および東京太極拳協会訪中団から計130人あまりが参加しました。
東京太極拳協会の森田省吾理事長は、「日本の47の都道府県で約120万人を超える愛好者が太極拳を練習している。彼らは日中の民間友好交流に重要な貢献を行ってきた」と述べ、こうした民間の交流活動が中日間の友好関係をいっそう促進できるとの自信を示しました。
中日間の太極拳交流は1960年代に始まりました。1959年、周恩来首相が北京体育学院(現在は大学)で日本の政治家松村健三氏と会見した際に、「太極拳は中国の優れた伝統的文化の一つであるだけでなく、体を鍛えるための良い運動でもある」と語っているほか、北京市人民対外友好協会も1981年の成立以来、国内外における太極拳の普及・交流活動に一貫して力を入れており、日本の愛好者を定期的に北京に招致する活動を続けています。(ZHL、む)
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