山東省日照市は日常の生活ゴミ、生ゴミや汚水の処理などにイノベーティブな処理方式を採用、エコサイクル経済発展の新たなモデルを開拓しました。この試みは、環境に対する汚染と圧力を減少しただけでなく、社会的効果と経済的効果の両面でのウィンウィンの成果ももたらしました。
生ゴミをどのように処理するかは、これまでも都市の発展における難題の1つとされてきました。日照市は、2015年の生ゴミ処理施設と回収システムの完成以来、無害化処理を施していない段階の生ゴミの不法利用を根本的に根絶しました。食品安全に関する事故可能性を解消しただけではなく、生態環境への圧力も減少させました。
日照市第一生活ゴミ焼却発電場は、毎日800トンの生活ゴミを処理する能力を有し、焼却過程から産み出された電力は約2万戸の家庭の電力消費を賄うことができます。また、日照市第一生活ゴミ焼却発電場の責任者によりますと、現在ゴミ焼却によるほこりや煙などはすでに一連の先進環境保護技術の処理を経て、減量化、無害化と資源化を実現しているとのことです。
ゴミや汚水のような日常生活から大量に排出される汚染物は、日照市の合理的処理と利用によって宝へと変身、これまで想像にしなかった経済的効果、社会的効果と環境的効果を産み出し、日照市が資源節約型都市及び生態保護型都市へと変身するための、新しいグリーン且つ持続可能な発展の道を切り拓きました。(雲莎、む)
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