ルワンダのポール・カガメ大統領は20日、首都キガリで習近平主席の特使である中国全国政治協商会議の劉曉峰副議長と会見しました。

　席上、劉副議長はカガメ大統領に対し、習主席からの心からの就任祝いと祝福の意を伝えた後、「国交樹立後46年にわたり、両国関係は終始安定した健全な発展を遂げてきた。今年3月に大統領閣下が訪中された際、両国首脳が双方の各分野における協力を一層強化することについて重要なコンセンサスを形成し、両国の今後の関係発展に方向性を示した。今後、中国政府はルワンダ政府とともに、政治信頼の増進、経済貿易協力の拡大ならびに互恵共栄と共同発展の実現のために努力していきたい」と語りました。

　これに対して、カガメ大統領は、大統領就任式への特使派遣について習主席への感謝の意を表し、特使に対し習主席への謝意と心からのあいさつを託しました。さらに、カガメ大統領は「中国は、長期にわたりルワンダを含むアフリカの国々に多大な支持と援助を提供してきたアフリカ発展における真のパートナーである。ルワンダ政府は中国政府と各分野における協力を全面的に展開し、両国関係を新たな段階へとステップアップさせていきたい」との考えを示しました。（非、む）