同書は習主席が1969年1月から1975年10月まで「知識青年」（上級幹部を農村に送って活動・労働に従事させる「下放運動」の参加者のこと）として、陝西省延川県にある文安驛公社の梁家河生産隊で再教育を受けていた7年間を記録したものです。習主席と共に再教育を受けた北京の「知識青年」や、現地の村民、また習主席の知人など、各階層に所属する29人への取材を通して、真実と歴史的事実に基づき、習主席が「知識青年」として過ごした生活や成長過程などを再現しました。

　この本は、現代の若者のための、正しい人生観を確立する上での生きた教材であると同時に、国際社会にとっても、中国共産党の指導者をより深くかつ全面的に理解する上での貴重な資料といえます。（非、謙）