その手口は、現地に暮らす中国人に電話を掛け、「パスポートが期限切れになっている」「クレジットカードが盗用されている」あるいは「国際刑事事件に巻き込まれた」などと嘘をつき、提示した電話番号にかけ直させたり、個人の銀行口座番号を提示したりといった手順を経て、金銭を騙し取るというものです。
これを受けて、外務省の華春瑩報道官は16日、北京で開かれた定例記者会見で、「海外駐在の中国大使館を名乗って、クレジットカード情報の提供や送金、振込などを要求する電話あるいはメールを絶対に信じないように。怪しい電話やメールを受け取った場合は、直ちに大使館に連絡し、確認をとってほしい」と注意を呼びかけています。(非、謙)
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