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朝鮮半島核問題の平和解決を=外務省

2017-08-15 20:37:24     cri    

 朝鮮半島の情勢に関する各国の態度表明を受け、外務省の華春瑩報道官は15日、北京で行われた定例記者会見で「各国は自制を保ち、朝鮮半島の緊迫した情勢を緩和させ、平和的解決に利する行動を取るよう努めて欲しい」と呼びかけました。

 報道によりますと、米国のティラーソン国務長官とマティス国防長官はこのほど、連名で米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』に寄稿し、「朝鮮に施策の変更を求めるにあたっては、外交手段を第一に考えている。朝鮮に圧力をかける狙いは、朝鮮半島の非核化を実現させることにあり、政権交代や、朝鮮と韓国の統一プロセスを加速させようとすることにはない」としました。また、韓国の文在寅(ムン・ ジェイン)大統領もこのほど、「韓国の許可を得ぬまま、朝鮮半島で軍事行動を起こすことはだれにも許されない」と表明したうえで、朝鮮政府に対し対話を促しました。

 華報道官は、記者の質問に答えた際、「米国には自ら表明した内容を具体的な対朝鮮政策に落とし込んで欲しい」と呼びかける一方、朝鮮側もそれに応えるよう呼びかけました。

 また、華報道官は「朝鮮と韓国は、ポジティブな方向に向けて共に努力し、膠着した局面の打破と対話の再開に向けて環境を整備していくよう希望する」と述べました。(藍、む)

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