1947年に設立された内蒙古自治区は今年で70周年を迎えます。中国共産党中央政治局の兪正声常務委員が率いる中央代表団は自治区を訪れています。11日、代表団は、興安盟（ヒンガン盟）の中心地・ウランホト市で地元の民族幹部と各民族の住民と懇談しました。

　同日午前、代表団は生態環境修復モデル区で、生態環境の修復・再生と管理、およびバラック地区改造の進捗状況を調査しました。兪団長は「良好な生態環境は地元の潜在力と強みである。成長とともに生態環境を保護すること、生態環境保護とともに成長することを堅持しなくてはならない」と指摘しました。

　また、兪団長はグリーン有機水稲栽培モデル区で、「グリーンで良質な農産品の供給を重点に置き、絶えず地元の農産品の知名度と競争力を引き上げてほしい」と求めました。

　このほか、蒙古族小学校も見学し、民族地区発展のためにより多くの優秀な人材が育成されることに期待を示しました。（朱、星）