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米学者、越境したインド軍の無条件撤退を主張

2017-08-09 14:55:33     cri    

 中国とインドの国境地帯に位置する洞朗地区で、インド軍が国境を越えて中国に侵入した事件から約2か月が経過しましたが、未だに問題は解決していません。

 外務省は2日に、「インド軍が中国・インド国境シッキム区間で越境し中国領土に侵入した事実及び中国の立場」という公式文書を発表しました。これを受けて、アメリカのシンクタンクである中米研究センターのグプタ研究員は7日、インタビューを受けた際に、「不法な越境を行ったインド軍が、まずは洞朗地区から撤退すべきである」との考えを示しました。

 グプタ氏はその中で、「中国政府がインド政府に対してはっきりと表明したいことは二つある。一つは、今回の国境での対峙は4、5年前に中国とインドの間で画定されていない国境で起きた越境行為とは違うということだ。今回は双方が認め、画定した国境地区での越境行動である。もう一つはインドがその地区に現れたのは合法的なことではないということだ。中国とブータンの間に国境問題があるとしても、それは中国とインドの間の国境紛争ではない。そのため、現在の緊迫した情勢を緩和させる方法は、インドが単独で軍隊を撤退させることである」と強調しています。(非、謙)

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