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チベット自治区を行く・2017①チベット自治区にある「リトル江南」=林芝(ニンティ)

2017-07-31 20:35:38     cri    

 CRI日本語部の劉睿記者が、チベット自治区の林芝(ニンティ)地区を11日間に渡って取材してきました。今日から数日間、ありのままの人情や風景を連載でお伝えしていきます。劉記者の前回のチベット自治区入りから5年が経った今、その変わらぬ美しい姿と急成長を遂げた姿を過去の記事と比較しながらお楽しみください。

 林芝地区は、チベット自治区の東南部に位置し、自治区全域を横断するヤルツァンポ川の中流下流部にあり、チベット自治区の中でも最も海抜の低い地域です。「低い」とはいえ、平均海抜は3100mあり、多様性に富んだ地形と気候が独特な景観を生み出しており、チベット自治区の「リトル江南」と呼ばれるほどです。

 四川省の成都から飛行機で2時間ほどと極めて近く、また四川省からチベット自治区をつなぐ自動車道「四川チベットライン」の整備が進んでいるため、一年を通じてこの地方を訪れる観光客が後を絶ちません。中でも、自家用車や自転車などでチベット自治区入りする人が増えています。


市街地近くの比日神山から見た林芝市


林芝の街にかかる虹

 林芝地区の中心地となるのが、林芝市で、別名「八一鎮」。5年前に来た時は、平屋がメインで、高層ビルは数少く、道路や街の景観はそれほど整っていない印象が強かったのですが、今ではすっかり大都市に様変わり。あちこちで工事が進み、高層ビルや住宅地以外に、道路はもちろん、街のそばを流れる尼洋河(ネャンジュ)の整備までが進められ、急激な発展を正に肌で感じることができます。

 今回は、この林芝地区で11日間の取材を行い、ありのままのチベット自治区と、その発展ぶりなどを紹介していきたいと思います。


市街地を少し離れれば、のどかな田園風景が広がる


開放的な草原、ここも林芝市内


市街地から車で行ける距離にある、大迫力のヤルツァンポ川


海抜が高い山岳部には雪化粧が


林芝地区では真夏でも雪山を観賞できる

 (取材・写真:RYU)

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