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丁永康

2017-07-29 18:33:54     cri    

 丁永康氏は1956年8月生まれ、字は江東、出身地は江蘇省淮陰市。首都師範大学で書道を専攻。1987年に中国書道家協会に参加し、現在は中国金融書道家協会副会長、中国保険書画芸術研究会会長を務めています。

 1986年5月、中国現代硬筆書道研究会と中央テレビ局(CCTV)など23の機関が共催した「中国漢字硬筆書道コンテスト」で一等賞を獲得したことを契機に、多くの硬筆書道コンテストに参加。受賞回数は20回を超え、そのうち8回首位に選ばれました。

 1980年代後半から、丁氏は書道教育事業に身を投じます。中国現代硬筆書道研究会と華芸習字会の通信教育の講師となり、『金融時報』と連携して金融組織における通信教育のペン字トレーニングと中国書道家協会訓練センターペン字トレーニングのクラスをそれぞれ受け持ちました。1994年に『万年筆習字新技法』を編纂し、硬筆書道愛好者と小中学校で書道を教える教師たちから大いに喜ばれました。2013年は人民教育出版社と協力し、初級中学校の7~9年生(日本の中学校の1~3年生に相当)向けに『書道練習指導』を編纂しました。

 2017年5月下旬には新疆ウイグル自治区のグルジャ市とキュネス県に招かれ、現地の小中学校の教師と700人以上の生徒たちに「硬筆楷書書道の教授と練習講座」と「小中学生のための毛筆楷書の基礎練習講座」を開きました。

 丁永康氏は、「漢字を上手に書くということは、中華文化を理解し伝承するということ。字を習う過程で、人は意志を鍛え、文化的な教養を高めることができる。ここ数年は、小中学校の先生を対象に講座を開いているが、これは書道教育を普及させる上で重要な意義を持つと考えている。この活動は私の長年の願いでもある」と述べました。(李陽、謙)

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