中国共産党中央政治局は24日に会議を開き、現在の経済情勢と下半期の経済活動について討議しました。中国共産党中央の習近平総書記がこの会議を主宰しました。

　今年の上半期、主要な経済指標が予測と目標を上回り、都市部の雇用情勢が安定的に増加しているほか、財政収入、企業の利潤、市民の所得が比較的伸びており、物価も全体的に安定しています。また、経済構造調整が絶えず行われることで、消費による経済成長の牽引、産業構造調整の加速、過剰生産能力のさらなる解消、消費のグレードアップが継続しています。これにより、関連業界と戦略的新興産業が急速に発展し、各産業の内部構造も改善されています。

　この会議で中央指導者は、供給側の構造改革を継続的に行い、過剰生産能力と在庫の削減、過剰債務とコストの削減、脆弱性の補強を推進し、いわゆるゾンビ企業への対処に取り組み、市場メカニズムによって優勝劣敗を実現させることを示しました。また、地方政府の債務リスクの積極的かつ適切な解消、地方政府の債券発行による資金調達の規範化、隠れ債務の増加抑制、金融分野の混乱のコントロールと監督機能の強化、実態経済をサポートする金融サービスの効率とレベルの向上などを強調しました。（任春生、謙）