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アッバス大統領、イスラエルとの連絡中止を宣言

2017-07-22 14:08:50     cri    

 パレスチナのアッバス大統領は21日夜、エルサレム旧市街にあるイスラム教の聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)に対して金属探知機を設置したイスラエルの措置について、これらを撤去するまでイスラエル政府との全レベルでの連絡を中止すると宣言しました。

 アッバス大統領は同日、ヨルダン川西岸に位置するラマラの大統領官邸で緊急会議を開き、この決定を下しました。会議後、アッバス大統領は、「イスラエルによる、安全を口実にした聖地への金属探知機の設置に反対する」との立場を示し、「イスラエルのやり方は、和平プロセスを破壊しており、政治的矛盾を宗教的矛盾に導かせている」と非難しました。

 一方、イスラエル国防軍によりますと、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地では同日夜、パレスチナ人の男が刃物でイスラエル人を襲い、3人が死亡し、一人がけがをしたということです。(Mou、謙)

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