中国の交通部門は北京市副都心、冬季五輪施設周辺の道路インフラ整備、新空港、雄安新区におけるこの4大区域の交通建設を急いでいます。土日と祝日のラッシュに対応するため、2020年までに、北京・天津・河北地域で都市間鉄道9本を増設するほか、建設中の高速道路を早く完成させ、IC乗車カードのこの地域での相互利用ができるようにさせるという目標を打ち出しました。

　建設中の北京・台北高速道路における北京区間の26キロに及ぶ道路は昨年開通しました。この道路を利用する車は一日当たり3万7000台に上り今年メーデーの連休の初日では、なんと9万3000台にも達しました。

　このほか、北京天津間の都市間鉄道のほか、北京唐山、北京濱海新区などの都市間鉄道9本の建設も予定されており、営業キロ数は1100キロ余りに達し、その後も都市間鉄道の建設を続け、2030年までにその営業キロ数は2700キロにもなるということです。（殷、kokusei）