20170712news4
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中国とEUは11日、ベルギーのブリュッセルで、中国・EU投資協定をめぐる第14回交渉を開始しました。
商務省によりますと、4日間にわたる交渉で、双方は協定文書の内容をめぐって交渉を行い、できるだけ多くの進展を収めるよう努力したいということです。
中国・EU投資協定交渉は2014年からスタートしました。協定内容には、外資に対して導入前から内国民待遇を適用する「参入前内国民待遇」や、ネガティブリストの管理、国有企業の競争中立性、ハイテクサービス業の開放などが含まれます。
現在、中国とEUの相互投資は双方の経済貿易協力における新たな成長点となり、中国のEUに対する直接投資はEUのすべての加盟国をカバーしています。一方、EUは中国に対する投資で第3位に、また、中国の技術導入においては第一の供給源となっています。統計データによりますと、2016年、中国のEUに対する直接投資額(金融類除外)は72億9000万ドルで、2015年より1%成長しました。一方、EUの中国に対する投資額は88億ドルに達し、2015年より35.1%増加しました。
商務省研究院国際市場研究所の白明副所長は、「中国・EU投資協定が成立すれば、双方の経済貿易協力のレベルアップと、互いの投資潜在力を解放する上でプラスになるだろう」と述べました。(玉華、謙)
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