中国では近年、アニメや漫画、ゲームなどに関連する「二次元経済」が急速に発展しています。『アニメ・コンベンション調査研究報告(2016)』によりますと、2016年に国内で行われたアニメイベントのうち、展示面積が3000平方メートル以上、来場者数5000人以上の規模のイベントの数は、前年より52%増えて142回になりました。特に、上海市、広東省、江蘇省が主な開催地として全体の40%を占めており、これら3都市だけで2016年に計59回のアニメイベントが開催されたということです。
中国の「二次元ファン」は、1990年から2009年までに生まれた世代に集中しており、特に現在の学生層は小遣いの21%をアニメ、漫画、ゲームの消費に充てているということです。(殷、謙)
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