アフガニスタンのメディアが6日伝えたところによりますと、過激派組織「イスラム国」(IS)のアフガニスタン支部がこのほど、北部ジョズジャン（Jowzjan）州で複数の学校を標的にした放火を繰り返し、少なくとも12校が被害に遭いました。

　それによりますと、放火の被害に遭った学校のほとんどがジョズジャン州のダルザブ地区に位置しており、学校敷地内にある一部の建物や設備、教卓、教科書などが焼き払われたということです。これらの事件により、3000人以上の生徒が一時的に学校を離れることになりました。

　地元住民は悪質な放火事件を強く非難するとともに、関係部門に対して「武装集団を掃討する行動を取り、校舎の復旧を支援することで、学校教育の正常な秩序をいち早く取り戻すように」と呼びかけています。

　（ZHL、謙）